和歌山県産の日本茶は白浜町市鹿野の「川添茶」、那智勝浦町色川の「色川茶」、田辺市本宮町の「音無茶」が知られています
和歌山県はほかの産地に比べて温暖な気候なので、新茶の時期が早く出回ります。
4月中旬から5月煮出荷される新茶は、全国で高値で販売されています。
しかし、6月から9月に作られる二番茶以降は、全国の茶産地に押され苦戦していました。
そこで、和歌山市の老舗茶屋、番茶屋の木村圭一社長が発案したのが「白浜紅茶」と「熊野紅茶」です。
2010年10月からの販売では、「渋みがなくて飲みやすい」「日本茶らしい自然な甘み」と評判になりました。
和歌山県のお茶の産地ではそれぞれに少量ながら紅茶を作っていたそうですが、番茶屋さんが観光地として知られる名前を付けて商品化しました。
また、和歌山県産の紅茶を使ったロールケーキなどの新商品も開発しています。
(株)番茶屋さんでは、白浜紅茶とインスタントラテの白浜紅茶ラテを販売しています。
(株)番茶屋
http://www.banchaya.co.jp/index.html